2026年4月16日 07:07
Citadel支援のEDX、米国立信託銀行の認可を申請
- EDX Marketsは、米通貨監督庁(OCC)に対し、全米信託銀行認可(チャーター)を申請しました。
- 同取引所は、シタデル・セキュリティーズ、フィデリティ・インベストメンツ、チャールズ・シュワブといった大手金融機関の支援を受けています。
- 認可された場合、同社は機関投資家向けにカストディ、資産運用、取引決済サービスを提供することが可能になります。
機関投資家向け銀行業務への進出
2023年にサービスを開始したデジタル資産取引所EDX Marketsは、伝統的金融と暗号資産セクターの架け橋となるべく、新たな一歩を踏み出しました。全米銀行認可を申請することで、金融エコシステムにおける自社の役割を公的なものにすることを目指しています。同社は、Ripple、Circle、BitGo、Paxos、Fidelity Digital Assetsなど、同様の連邦規制上の地位を追求してきた業界他社の動きに続く形となります。
全米信託銀行認可は、伝統的な預金の受け入れや融資の権限を与えるものではありませんが、主要な金融プレイヤー向けにデジタル資産を管理するための重要な枠組みを提供します。EDXのCEOであるトニー・アクーニャ・ローター氏は、大手銀行が暗号資産採用の次の波を牽引すると強調し、OCCの認可はこれらの機関にサービスを提供する上で明確な競争優位性をもたらすと述べています。
市場構造の欠陥への対処
OCCへの提出書類の中で、EDXは現在の米国デジタル資産市場の構造における重大な欠陥を指摘しました。同社は、株式やデリバティブなどの伝統的な市場とは異なり、暗号資産業界には歴史的に参加者間の明確な役割分担が欠如していたと主張しています。
EDXは、伝統的な金融市場を反映した以下の役割分担モデルを導入する意向です:
- 小売顧客との関係を管理するブローカー
- 流動性を確保するマーケットメイカー
- 取引のマッチングを行う取引所
- 資産を安全に保管するカストディアン
戦略的な業界からの支持
主要な支援者に加え、EDXはセコイア・キャピタル、Paradigm、Virtu Financialといった著名なベンチャーキャピタルや金融企業からも多大な支援を受けています。このような強力な機関投資家によるバックアップは、専門的な投資コミュニティのニーズに特化し、規制を遵守した非カストディ型市場の構築を目指す同取引所の姿勢を強調するものです。銀行認可の取得は、世界最大級の金融機関が求める規制上の確実性を提供するための戦略的なステップと見なされています。
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