アメリカ·規制
2026年4月1日 17:12
米CFTC議長、3兆ドル規模の仮想通貨市場を監督する準備は万全

Quick Take
- CFTCのマイケル・セリグ委員長は、同機関が3兆ドル規模の暗号資産市場全体を監督する準備ができていると表明しました。
- 主要な市場構造法案であるCLARITY法は、米上院で停滞しており、成立の目処が立っていません。
- 同機関は予測市場に対する排他的な管轄権を主張し、イベント・コントラクトをギャンブルではなくスワップと定義しています。
市場監督への準備態勢
上院での承認から100日を迎えた米商品先物取引委員会(CFTC)のマイケル・セリグ委員長は、デジタル資産業界に対する責任を負う準備が整っていると述べました。暗号資産市場が3兆ドル規模に達する中、市場構造を定める連邦法案の進展は遅れています。特にCLARITY法は、ステーブルコインの利回りなどを巡る議論により委員会で足踏み状態が続いています。セリグ氏は、議会の立法を待つことなく、業界の透明性を確保するための取り組みを進める姿勢を強調しました。
予測市場を巡る管轄権
セリグ氏の焦点の一つは、KalshiやPolymarketなどの予測市場の規制です。一部の州当局や議員は、これらのプラットフォームが賭博法に抵触する可能性や、内部情報を利用した政治家の利益享受を懸念しています。しかしセリグ氏は、商品取引法に基づき、予測市場はCFTCの排他的な管轄権下にあると主張しています。同機関の執行局長であるデビッド・ミラー氏も、これらは「ゲーミング」ではなく「スワップ」であるとの見解を支持しています。
規制方針の転換と連携
昨年12月の就任以来、セリグ氏率いるCFTCは、従来の政権と比較してデジタル資産に対する執行を緩和する姿勢を見せています。主な動きは以下の通りです:
- 3月に証券取引委員会(SEC)と、デジタル資産を含む規制調整のための覚書(MOU)を締結。
- 暗号資産および予測市場に対し、従来のコモディティと同等の規制の明確化を推進。
- イランやベネズエラに関連する不審な取引を受け、内部情報を利用した公職者によるイベント・コントラクトの利用を禁止する法案も検討されています。
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