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2026年3月30日 12:46
Midasが5000万ドル調達、トークン化資産の即時換金を実現へ

Quick Take
- Midasは、トークン化資産市場における流動性の課題を解決するため、シリーズAで5,000万ドルを調達しました。
- この投資ラウンドはRREとCreandumが主導し、Franklin Templeton、Coinbase Ventures、Framework Venturesなどの主要企業も参加しています。
- 同社は、投資家がポジションを即座に解消できる新機能「Midas Staked Liquidity (MSL)」を立ち上げる計画です。
トークン化における流動性の壁を打破
トークン化されたポートフォリオに対する機関投資家の関心が高まる一方で、決済速度と資本効率が普及の大きな障壁となっています。従来のトークン化投資商品は、ユーザーの資金をDeFiプロトコルに投入するヴォルト(金庫)型の構造を採用していることが多く、安定した利回りを生む反面、償還時に長い待機時間を要することが課題でした。
Midasは、今回調達した資金を活用し、即時解約を可能にするインフラを構築します。独自の流動性レイヤーを導入することで、オンチェーン・ポジションの解消に伴う摩擦を排除することを目指しています。
Midas Staked Liquidity (MSL) ソリューション
開発の核となるのは「Midas Staked Liquidity (MSL)」です。この機能は、同社の主要な投資商品と並行して機能する独立した流動性リザーブとして動作します。投資家が解約を希望するたびに原資産を売却するのではなく、事前配分された資本を使用して、オンデマンドで償還リクエストに応じます。
共同創設者兼CEOのDennis Dinkelmeyer氏は、この資金調達によりインフラを大幅に拡張できると強調しました。ブロックチェーン製品に期待される透明性や利回りを損なうことなく、より深い流動性と幅広い戦略へのアクセスを提供することが目標です。
市場実績と今後の成長
2024年初頭の開始以来、Midasは機関投資家向け利回り分野で目覚ましい成長を遂げてきました。同社の主な実績は以下の通りです:
- 17億ドル以上のトークン化資産を発行
- 投資家に対し、総額3,700万ドルの利回りを分配
- CoinbaseやFranklin Templetonといった企業との機関提携を拡大
業界がより高度なオンチェーン金融商品へと移行する中で、即時償還機能の提供は、機関投資家による採用を加速させるための重要なステップと見なされています。
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