2026年3月27日 01:53
米ドルにトランプ氏の署名へ、160年以上の伝統を打破

- ドナルド・トランプ氏は、米ドルの紙幣に署名が記載される歴史上初めての現職大統領となります。
- 署名入りの最初の紙幣は100ドル札で、6月から印刷が開始される予定です。
- この変更は、米国の建国250周年(セミクインセンテニアル)を記念するものです。
通貨デザインにおける歴史的転換
1861年以来、米国の紙幣には財務長官と財務官の署名を入れるのが伝統でした。しかし、米国財務省は木曜日、この慣習を打破し、ドナルド・トランプ大統領の署名を今後の紙幣に採用すると発表しました。これにより、トランプ氏とスコット・ベセント財務長官の両名の署名が紙幣に刻まれることになります。
ベセント財務長官は、建国250周年という歴史的な節目に大統領の名前を冠した通貨を発行することは、国の功績とトランプ氏のリーダーシップを称える最も強力な方法であると述べました。6月の100ドル札を皮切りに、その後数ヶ月かけて他の券種も順次発行される見通しです。
記念硬貨とランドマークの名称変更
紙幣に加えて、大統領の肖像を描いた1ドル硬貨が流通する可能性も浮上しています。2025年末、米国造幣局はトランプ氏の顔と「In God We Trust」の文字が刻まれた3つのデザイン案を公開しました。これらは建国250周年記念事業の一環として検討されています。
また、トランプ氏の影響力は公共施設にも及んでいます。ジョン・F・ケネディ・センターの理事会は12月末、名称を「ドナルド・J・トランプおよびジョン・F・ケネディ記念舞台芸術センター」に変更することを決議しました。しかし、一部の議員からは、連邦議会の承認なしでの名称変更は違法であるとの批判も出ています。
仮想通貨市場での存在感
トランプ氏はデジタル資産の世界でも強い影響力を持っています。自身のNFTコレクションである「トランプ・デジタル・トレーディングカード」を複数回リリースしているほか、暗号資産市場には同氏の名を冠したミームコインも多数存在します。法定通貨への署名という今回の決定は、伝統的な金融システムとデジタル資産の両面における同氏の象徴性をさらに高めるものとなりそうです。
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