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2026年3月26日 20:43

BTCは7万ドルで底固め、戦争とインフレが上昇の重石に

BTCは7万ドルで底固め、戦争とインフレが上昇の重石に
Quick Take
  • 機関投資家の市場回帰に伴い、ビットコインの底値は70,000ドル付近で固まりつつあります。
  • 中東情勢の不安定化や米国インフレへの懸念が、71,000ドルを超える上昇に対する強い抵抗となっています。
  • モルガン・スタンレーをはじめとする大手金融機関が、現物ETFの申請や推奨ポートフォリオへの組み入れを通じて関与を強めています。

強まる機関投資家の支持

ブルームバーグのアナリストは、Bernsteinによる2026年末までの150,000ドルという目標価格を引き合いに出し、機関投資家の資金流入がビットコインの新たなサポートラインを形成していると指摘しました。特に、マイクロストラテジーが約16億ドルを投じて22,237 BTCを購入したことは、この見方を裏付けています。さらに同社は、今後441億ドル相当のビットコインを追加購入するための資金調達計画を明らかにしています。

機関投資家による採用の動きは以下にも表れています:

  • 10兆ドルの預かり資産を持つモルガン・スタンレーによる現物ビットコインETFの申請。
  • モルガン・スタンレーが顧客に対し、ポートフォリオの2%から4%を暗号資産に割り当てるよう推奨。
  • 10兆ドル規模の401(k)確定拠出年金市場においてビットコイン投資を可能にする労働省の規則案が、ホワイトハウスの審査を通過。

伝統的金融および住宅市場との統合

ビットコインの有用性は、伝統的な住宅ローン市場にも広がっています。コインベースは、ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)のローンにおいて、BTCおよびUSDCを頭金として利用できるトークン担保型の仕組みを導入しました。これにより、保有者はビットコインを売却して課税対象となる利益を確定させることなく、住宅購入のための流動性を確保できるようになります。

マクロ経済と地縁政治的圧力

堅調な採用が進む一方で、ビットコインは国際紛争や経済指標による逆風に直面しています。米国イスラエルイランを巡る緊張の高まりは、株式市場と暗号資産市場の両方に重くのしかかっています。トランプ前大統領は、Truth Social上でイランの交渉担当者に対し、事態が悪化すれば「引き返せない(NO TURNING BACK)」ことになると警告しました。これらの懸念から米国市場は売られ、ダウ平均400ポイント下落、S&P 500ナスダックはそれぞれ1.49%2.07%のマイナスとなりました。

市場見通しとボラティリティ

機関投資家の需要は依然として高いものの、WTI原油北海ブレント原油4%以上高騰し、インフレ懸念が根強いことがビットコインの調整局面を長引かせています。市場の不確実性から、71,000ドルから76,000ドルのレンジでの上昇局面では、利益確定売りが出やすい状況です。しかし、価格が70,000ドルに近づくたびに買い支えが入ることは、個人・機関投資家ともにこの水準を絶好の買い場と見なしていることを示唆しています。

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