アメリカ·規制
2026年3月26日 03:41
Bitcoin Depot、規制強化の中で元MoneyGram CEOを起用

Quick Take
- マネーグラム(MoneyGram)の元CEOであるアレックス・ホームズ(Alex Holmes)氏が、ビットコイン・デポ(Bitcoin Depot)の新しいCEO兼会長に就任しました。
- この交代は、1月1日に就任したばかりのスコット・ブキャナン(Scott Buchanan)氏が、わずか3ヶ月足らずで辞任したことを受けたものです。
- ビットコイン・デポは現在、詐欺の助長や高額な手数料を巡り、米国の複数の州から厳しい規制上の圧力を受けています。
経営体制の刷新と規制対応
ビットコイン・デポは、規制コンプライアンスを強化するため、決済大手マネーグラムで16年間にわたりCEOやCFOなどの要職を歴任したアレックス・ホームズ氏をトップに据えました。前任のスコット・ブキャナン氏は火曜日に辞任しましたが、当局への届け出によると、この辞任は「意見の相違によるものではない」とされています。
また、創業者のブランドン・ミンツ(Brandon Mintz)氏も執行会長から非執行取締役に退き、ホームズ氏のアドバイザーを務めることになります。ホームズ氏は声明の中で、業務の安定性、規制面での進展、そして同社をより多角的なフィンテック・プラットフォームへと進化させることを優先事項として掲げました。
州政府による監視の強化
今回の首脳陣交代は、暗号資産(仮想通貨)ATMがマネーロンダリングや特殊詐欺に悪用されているとして、米州当局が監視を強める中で行われました。具体的な法執行事例は以下の通りです:
- コネチカット州:過度な手数料や被害者への返金不備を理由に、同州での送金業ライセンスを停止し、業務停止命令を出しました。
- マサチューセッツ州:2月、州司法長官が詐欺を助長し返金を拒否したとして同社を提訴しました。
- メイン州:詐欺被害への補償として、1月に190万ドルを支払うことで合意しました。
- アイオワ州とミズーリ州:不透明な手数料設定や詐欺対策の不備を巡り、訴訟や調査が進行しています。
財務見通しと市場の反応
厳しい規制環境を受け、ビットコイン・デポは将来の業績予測を大幅に下方修正しました。同社は、規制の影響で2026年の収益が30%〜40%減少すると試算しています。株価(BTM)も苦戦を強いられており、水曜日の時間外取引では4.7%反発し2.74ドルとなったものの、年初来では71%下落しています。2023年6月に記録した史上最高値45.36ドルからは94%以上下落した水準となっています。
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