
2026年3月25日 20:42
ビットコイン「価格凝縮」で8万ドルへの続伸を示唆
- ビットコインは主要なピボットレベルである71,500ドルをテストしており、テクニカルパターンは80,000ドルへの上昇の可能性を示唆しています。
- オンチェーン指標は売り側のボラティリティが大幅に低下していることを示しており、これは過去の10%〜14%のラリー直前の状況と一致しています。
- デリバティブ市場では未決済建玉が165億ドルに達し活発ですが、アナリストは現物需要の弱さが持続的なブレイクアウトの妨げになる可能性があると警告しています。
テクニカル指標と価格の圧縮ゾーン
ビットコインは過去1週間で71,500ドルの転換点を4回テストしており、重要な局面を迎えています。トレーダーはこの状態を「圧縮ゾーン」と呼んでおり、価格帯の収束はしばしば激しい方向性のある動きの前兆となります。現在、価格は4時間足チャートの50期間指数平滑移動平均線(EMA)を上回っていますが、日足チャートの50日EMAが引き続き抵抗線となっています。
パターン面では、4時間足で逆三尊(逆ヘッドアンドショルダー)が形成されつつあります。71,500ドルのネックラインを明確に上抜ければ、短期的なターゲットは76,000ドルとなり、Mikybull氏などのアナリストは、この勢いが80,000ドルの大台まで続く可能性を指摘しています。
歴史的なオンチェーンシグナル
最近のオンチェーンデータは、市場が2桁台の価格上昇に向けて準備が整っている可能性を示唆しています。バイナンスへ流入する短期保有者の実現損益の7日間標準偏差は255まで低下しました。歴史的に、このような圧縮レベルは大幅な価格上昇に先立って現れています。
- 12月下旬、同様の数値の後に価格は10%上昇しました。
- 2月27日には、数値が277となった後に14%の急騰が続きました。
この傾向は、短期保有者による配布が抑制され、売り圧力が吸収されやすくなっていることを示しています。
現物市場とデリバティブ市場の乖離
強気なテクニカル設定の一方で、先物市場と現物市場の間には乖離が見られます。ビットコインの総未決済建玉は5億ドル増加して165億ドルに達し、資金調達率(ファンディングレート)は月曜日から0.03%のプラスに転じました。これは、最近の70,000ドルへの接近が主に先物主導であったことを裏付けています。
対照的に、現物市場の参加は低調です。累積ボリュームデルタ(CVD)は-8,700万ドルで、Coinbaseプレミアムもマイナスであることから、米国を拠点とする現物需要が軟化していることが伺えます。アナリストは、71,500ドルを突破し維持するためには、空売りの圧力を吸収する現物買いによる強力な下支えが不可欠であると強調しています。
マクロ経済と地縁政治の背景
市場センチメントは、依然として地政学的な動向に敏感です。中東情勢を巡る停戦への期待から一時的な上昇が見られましたが、イランが和平案を拒否したことで不透明感が続いています。さらに、ビットコインの短期的な動きは、米ドルの強さやエネルギー価格の変動の影響も受け続けています。
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