
ビットコイン·Market
2026年3月25日 08:22
金曜に140億ドルのBTCオプション満期、7.5万ドルが磁石に

Quick Take
- 今週金曜日の 08:00 UTC に、141.6億ドル相当のビットコイン・オプション契約が満期を迎えます。
- 今回の満期における「最大痛点(マックスペイン)」は 75,000ドルに設定されており、現在の市場価格を引き寄せる磁石のような役割を果たす可能性があります。
- インプライド・ボラティリティ(予想変動率)は現在低下しており、市場は激しい価格変動よりも、落ち着いた形での清算を予想しています。
Deribitにおける大規模な満期イベント
世界最大の仮想通貨オプション取引所である Deribit では、今週金曜日に約 141.6億ドルにのぼるビットコイン・オプション契約の決済が行われます。これは同プラットフォームにおける未決済建玉全体の約 40% に相当します。Deribitでは1契約が 1 BTC を表すため、この規模の満期は現物市場にとっても極めて重要な局面となります。
75,000ドルの重力
市場アナリストが注目しているのは、75,000ドルという最大痛点のレベルです。オプション取引における最大痛点とは、最も多くの契約が価値を失って失効し、オプション購入者に最大の損失を、売り手(主に機関投資家やマーケットメーカー)に最大の利益をもたらす価格帯を指します。
Deribitの最高商務責任者である Jean-David Péquignot 氏は、ビットコインが現在 71,000ドル付近で取引されていることから、この 75,000ドルという水準が「重力のような引力」として機能していると指摘しました。これは、マーケットメーカーがリスク管理のために行う「デルタヘッジ」が要因です。大口の参加者が現物や先物市場でポジションを調整することで、結果として価格が最も多くのオプションを無価値にする行使価格へと押し上げられる傾向があります。
市場心理と地縁学的要因
大規模な満期を控えているものの、現在のデータは市場が比較的冷静であることを示唆しています。
- ビットコインのボラティリティ指数(DVOL)は、直近で約 6ポイント 低下しました。
- プット・コール・レシオは 0.63 と健全な水準を維持しています。
- 機関投資家は、より高い行使価格でコールオプションを売却(ライティング)してプレミアムを得る動きを見せており、これは イラン をめぐる地政学的リスクが落ち着くのを待つ姿勢の表れとみられます。
75,000ドルは今回の最大痛点であるだけでなく、重要なテクニカル的抵抗線でもあります。この水準を突破し維持することができれば、ビットコインがより強力な強気相場に突入するきっかけとなる可能性があります。
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