2026年3月24日 03:36
豪年金基金Hostplus、自主運用口座での仮想通貨投資を検討

- 1,500億豪ドル以上の資産を運用するオーストラリアの大手年金基金Hostplusが、投資オプションへの暗号資産の追加を検討しています。
- デジタル資産への投資は、加入者が自ら運用を管理するプラットフォームChoiceplusを通じて提供される予定です。
- 規制当局の承認次第では、早ければ来会計年度にも新たなオプションが登場する可能性があります。
デジタル資産への拡大
オーストラリアの年金市場における主要プレイヤーの一つであるHostplusは、ビットコインやその他のデジタル通貨を加入者向けの商品に組み込む意向を示しました。同基金は現在、総額1,500億豪ドル(約1,050億ドル)を超える資産を管理しています。この動きは、退職貯蓄の一部を加入者が直接管理できる自律型投資オプションChoiceplusを対象としています。現在、この自律運用部門は基金の総運用資産の約1%を占めています。
加入者の需要と戦略的転換
Hostplusの最高投資責任者(CIO)であるSam Sicilia氏によると、この資産クラスを再評価する決定は、200万人の加入者からの直接的な要望によるものです。同基金の加入者の平均年齢は30代半ばから後半であり、デジタル金融への関心が高い層です。Sicilia氏は、約10年前に初めてこの分野を評価した時と比較して、市場が大幅に成熟したと指摘しました。
提案されている提供内容には以下が含まれる見込みです:
- ビットコインおよびその他の主要な暗号資産
- 音楽著作権などのニッチな市場に関連するトークン化資産
- 退職口座向けに設計された構造化投資商品
規制環境と業界の背景
実施のスケジュールは、規制当局の承認と内部での商品設計の完了に依存しています。Sicilia氏は、消費者保護と投資オプションの構造的整合性が基金の最優先事項であると強調しました。オーストラリアの年金業界は、これまで暗号資産に対して慎重な姿勢を示してきました。例えば、AMP Ltd.は2024年にビットコイン先物を通じて間接的なエクスポージャーを得たばかりです。
対照的に、米国などの海外市場はより迅速に動いています。米国では大統領令や州法により、401(k)プランや州の退職金制度へのデジタル資産の組み入れが促進され始めており、機関投資家による採用の世界的な先例となっています。
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